2022年1月7日 / 最終更新日時 : 2022年2月10日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『あれこれねてくて』 読む法話 日常茶飯寺 vol.25 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 一休さん、と言うと昭和生まれの人はだいたいご存知でしょうか?アニメにもなったとんちで有名なお坊さんです。実は一休さんと浄土真宗の蓮如上人(本願 […]
2022年1月7日 / 最終更新日時 : 2022年2月10日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『氷の解けるまで(8話)』大前しでん小説 「初めてまして浜口人志と申します。 本日はお忙しいところ、」 「まぁ、堅い挨拶はいいから駄々広いだけの家ですけど上がってやって下さいな」 圭子が目配せするので自然な流れで人志は靴を脱ぎ誘導される様に仏間へと足を運んだ。 […]
2021年12月18日 / 最終更新日時 : 2022年1月5日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『煩悩って何なん?』 読む法話 日常茶飯寺 vol.24 今年ももういよいよ終わりが見えてきました。大晦日には西福寺でも除夜の鐘を撞きます。除夜の鐘は、煩悩の数と言われる108回を撞きますので、今号では、そもそも煩悩とは何なのかについて書きたいと思います。 煩悩は108つと言 […]
2021年11月2日 / 最終更新日時 : 2021年12月18日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『大きな心の下で』 読む法話 日常茶飯寺 vol.23 早いもので十一月になりました。今月は西福寺で報恩講法要がありますので、今号は「恩」ということについて書きたいと思います。 恩という思想のルーツを探ってみると、古代インドで使われていたパーリ語の中に「カタンニュー」という […]
2021年11月2日 / 最終更新日時 : 2021年12月18日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『氷の解けるまで(7話)』大前しでん小説 ㈤真実 あっ、人志君が来たような車の音がした。 門扉の向こうにある彼岸花達の横には納屋があって農機具や餅つき道具の杵や臼、蒸籠など今や都会で見せると骨董品のような品々が収納され、その傍に寄り添うかのように母さんの大切にし […]
2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2021年11月2日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『氷の解けるまで(6話)』大前しでん小説 「おい、そんな言い方無いだろう。仮にも俺は圭ちゃんの婿になる男なんだぜ」 「そりゃ、そうよ。決まってるじゃない。 そうね、人志君言い過ぎた。ごめんね」 「別にいいけど、いつも冷静な圭ちゃんがそこまでムキになるってことは、 […]
2021年10月9日 / 最終更新日時 : 2021年11月2日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『お母さん、また会えるよ』 読む法話 日常茶飯寺 vol.22 「また会える世界がある」そのことがどれだけ多くの人の人生を支えてきたことか。今号はそのことについて書きたいと思います。 日本の小説家、井伏鱒二氏が残した有名な言葉があります。 コノサカヅキヲ受ケテクレドウゾナミナミツガシ […]
2021年9月7日 / 最終更新日時 : 2021年11月2日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『阿弥陀さまっているの?浄土ってあるの?』 読む法話 日常茶飯寺 vol.21 阿弥陀さまって本当にいるんだろうか?浄土って本当にあるんだろうか? 「有る」のか、はたまた「無い」のか。私も含めて、科学に取り憑かれた現代人の多くが気になるところではないでしょうか。 その点において仏教は、「あるのでも […]
2021年9月7日 / 最終更新日時 : 2021年9月7日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『氷の解けるまで(5話)』大前しでん小説 「私はその現実が信じられなくて、信じられなくて、ただひたすら泣いて泣いて。 それからは私の人生なんてどうでもいいと自暴自棄になって中学三年の時に自分の命を殺め母さんに謝りに行こうとした時だった。 死に方も解らずリストカッ […]
2021年8月19日 / 最終更新日時 : 2021年9月7日 chigyou お知らせ 布教大会中止のお知らせ 2021年8月24日に開催を予定しておりました布教大会ですが、兵庫県に緊急事態宣言が発出されましたので中止とさせていただきます。ご予定いただいておりました皆様にはご迷惑をおかけいたしますがご了承くださいますようお願い申し […]