2020年8月16日 / 最終更新日時 : 2020年12月9日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『観無量寿経ってどんなん?』 読む法話 日常茶飯寺 vol.8 今号は浄土三部経の2番目、観無量寿経について書きたいと思います。 観無量寿経はある出来事を通して説かれました。字数の関係で出来事に関して今回はほぼ省略していますが、いつか何かの機会でお伝えできればと思っています。 舞 […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『無量寿経ってどんなん?』 読む法話 日常茶飯寺 vol.7 今号では浄土三部経の一つ、無量寿経について書きたいと思います。 お釈迦さまの弟子に阿難という人がいました。 阿難はお釈迦さまの従兄弟にあたる人で、お釈迦さまより30歳ほど若かったそうですが、出家してから約25年間、常に […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『嘘』大前しでん小説 それは、凍えるような朝で始発を待って戸締りもそこそこに後は何もかも放り投げ飛び乗った。 そして、乗車した車窓に映る僅かな唇を確認し人目を少し憚りながら薄紅のルージュをそっと引いた。 「これって派手かしら?」 けれど、こ […]
2020年7月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『補助輪』大前しでん小説 「さぁー行くぞー。 怖がらずに真っ直ぐ行くんだぞ!」 ここ数週間は雨でも降らない限り日曜の午後になると良くんの自転車の稽古に明け暮れている家の主人。 「どれどれ、少しは進歩したかしら?」 良くんの自転車の右側にはいつも補 […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月14日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『あの頃』大前しでん小説 かくれんぼ、缶蹴り、影踏み、案山子、マル書き、肉弾、ハンカチ落とし、あやとり。 幼ない頃の遊戯は素朴で随分と楽しかった。 たとえ勝っても何ひとつ懸賞など無いのにひたすら勝ちに拘って夕ご飯まで無心に遊んで遊んで遊びまくっ […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月13日 chigyou 大前しでん(西福寺門徒)小説 『よすが』大前しでん小説 いつものように近所のスーパーに出掛ける冷えきった朝。まさしくいつもの朝である。 寒さで揺れて震える百年柿、それが一度も誰の口にされることもなく地べたに落ちて涙を溜めては腐っていく。 道端の水溜まりには、泥を含んだ薄氷が […]
2020年6月17日 / 最終更新日時 : 2020年12月9日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『お釈迦さまってどんな人?』 読む法話 日常茶飯寺 vol.6 皆さまにおかれましては、新型コロナウイルスの影響により生活に多大な影響を受けておられることと思います。 法要が行えない状況にあってお坊さんとして私に出来ることは何だろうかと考え、この日常茶飯寺を収束するまでの間、毎月 […]
2020年5月21日 / 最終更新日時 : 2020年5月26日 chigyou お知らせ パンフレットスタンド設置! 本堂にパンフレットスタンドを設置しました。日常茶飯寺のバックナンバーや、あらゆる仏教関連のチラシ等を置いておりますのでご自由にお取りください。
2020年5月21日 / 最終更新日時 : 2020年5月31日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『車上荒らしもご縁でした』 読む法話 日常茶飯寺 vol.5 私は8年前、車上荒らしに遭いました。そしてなんと驚くことに、その時私は車内にいたのです。私の知人でも車上荒らしに遭遇した方は何人かいますが、「車内にいたのに」というのは一度も聞いたことがありません。 被害に遭ってからし […]
2020年5月21日 / 最終更新日時 : 2020年5月31日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『何者でもないという生き方』 読む法話 日常茶飯寺 vol.4 今回は「粗忽長屋(そこつながや)」という落語を通して仏教を味わってみたいと思います。仏教学者の梶山雄一先生の『菩薩ということ』という本の中で紹介されていた話です。 長屋にそそっかしい男二人が隣り合って住んでいて、その […]