2025年5月6日 / 最終更新日時 : 2025年5月1日 chigyou 新規 『私は人か人間か』 読む法話 日常茶飯寺 vol.65 「現代は、人はいるけれど人間はいなくなった」 いつか私の恩師が法話の中で語った言葉です。何か大切なことが詰まった言葉なんだろうと思いながら、分かったような、分からないような…曖昧にしたまま最近まで過ごしてきました。 「 […]
2025年4月6日 / 最終更新日時 : 2025年4月5日 chigyou 新規 『交差する命と声』 読む法話 日常茶飯寺 vol.64 4月は多くの人にとって新生活がスタートする月です。我が家の三男、了安もこの4月から小学校に入学します。新品の制服に袖を通し、ランドセルを背負った姿を見ると、いつの間にこんなに大きくなったんだろう…と、嬉しい反面寂しい気 […]
2025年3月3日 / 最終更新日時 : 2025年4月5日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『誰に頼まれなくとも』 読む法話 日常茶飯寺 vol.63 西福寺の隣には公園があって、私は子どもたちと一緒によく公園に遊びに行きます。たまたま公園に居合わせた男の子も女の子も、いつの間にやら仲良くなって一緒に遊び始めます。しまいには「おっちゃん、友達になろう」と私に言ってくれ […]
2025年2月5日 / 最終更新日時 : 2025年3月3日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『鏡に映る凡夫の姿』 読む法話 日常茶飯寺 vol.62 この前お正月だったような気がしますが、早2月を迎えました。今号は「凡夫(ぼんぶ)」ということについて書きたいと思います。凡夫という言葉は仏教においてもとても重要な言葉で、ご法話の中にもよく登場しますので覚えておくとより […]
2025年1月5日 / 最終更新日時 : 2025年2月3日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『人生のたて糸』 読む法話 日常茶飯寺 vol.61 私たちが普段当たり前に「お経さん」「お経さん」と呼んでいる、この「お経(経典)」という言葉はインドに古くから伝わるサンスクリット語という言語の「スートラ」という言葉からきています。このスートラには「たて糸」という意味が […]
2024年12月2日 / 最終更新日時 : 2024年12月21日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『師走に逃げる愚者ひとり』 読む法話 日常茶飯寺 vol.60 親鸞聖人は阿弥陀さまのことを「逃げるものを追いかけていって救う仏さま」と表現されました。最初これを聞いた時は「へー」としか思っていませんでしたが、そのことを有り難く、頼もしく思ったご縁がありました。 今から11年前の年 […]
2024年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年12月21日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『永遠に生きる言葉』 読む法話 日常茶飯寺 vol.59 以前読んだ本の中に「言葉には命がある」ということが書いてありました。 例えば、「ちょっとそこのお醤油取ってくれる?」という言葉は生きて相手に届きますが、「はいどうぞ」とお醤油を取ってもらった時に、その言葉は命を終える、 […]
2024年10月1日 / 最終更新日時 : 2024年10月28日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『この世界は素晴らしいと』 読む法話 日常茶飯寺 vol.58 たとえば誰か一人の命と 引き換えに世界が救えるとして 僕は誰かが 名乗り出るのを 待っているだけの男だ これはミスチルことMr.children(ミスターチルドレン)の「HERO」という歌の歌詞です。私がこの歌に出会っ […]
2024年9月8日 / 最終更新日時 : 2024年9月27日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『秋の夜空に極楽浄土』 読む法話 日常茶飯寺 vol.57 9月を迎え、いろいろなところに夏の終わりを感じるようになりました。 先日、西福寺前坊守 尾野明美の一周忌の法事をお勤めさせていただきました。 法事の準備をする中で前坊守との思い出を色々と思い返していました。 昨年の8 […]
2024年8月1日 / 最終更新日時 : 2024年9月27日 chigyou 読む法話 日常茶飯寺 『浄土に照らされた人生』 読む法話 日常茶飯寺 vol.56 今から15年前、私は京都の西本願寺前にある伝道院という施設で100日間寮生活をしながら法話の研鑽をさせていただきました。寮は6畳の部屋に二人で生活します。私の相方は広島県出身の島津恵航さんという私と同い年の人でした。「 […]